雪の夜話
2005/2/3 読了
雪の夜話/浅倉卓弥 中央公論新社 1575円
う~ん。
浅倉卓弥、四日間の奇跡、君の名残を、と2作続けてすごく好きになった作者の新刊である。
まあいつものファンタジー系の心温まる、あるいはアドベンチャー、とはちょっと肌合いが異なる。
確かにファンタジーなのだが、屈折的心情系でふか~く落ちていく心と、なんとも身勝手な自分と、周辺の家族愛と・・・
となるとこの系統はあまり好きな本ではない。
が、さりとて面白くないわけではない。
この微妙な感じは、紀伊国屋もそうなのかもしれない、というのは、平積みなんだけど、
どどーんとPushしていないので、見過ごすところだった。
やはり前2作と比較すると、説明的で、浅倉氏の自らの心の動きなのか?という雰囲気もあり、エンタメとしてはどうかなあ?と思うのが読後感として残ったのであります。
文章はうまいので、サクサク読めますが。
雪の夜話/浅倉卓弥 中央公論新社 1575円
う~ん。
浅倉卓弥、四日間の奇跡、君の名残を、と2作続けてすごく好きになった作者の新刊である。
まあいつものファンタジー系の心温まる、あるいはアドベンチャー、とはちょっと肌合いが異なる。
確かにファンタジーなのだが、屈折的心情系でふか~く落ちていく心と、なんとも身勝手な自分と、周辺の家族愛と・・・
となるとこの系統はあまり好きな本ではない。
が、さりとて面白くないわけではない。
この微妙な感じは、紀伊国屋もそうなのかもしれない、というのは、平積みなんだけど、
どどーんとPushしていないので、見過ごすところだった。
やはり前2作と比較すると、説明的で、浅倉氏の自らの心の動きなのか?という雰囲気もあり、エンタメとしてはどうかなあ?と思うのが読後感として残ったのであります。
文章はうまいので、サクサク読めますが。
by sociton
| 2005-02-03 23:44
| Books